戸建て
過去と未来をつなぐ、暮らしの舞台
2025.12.9
かつて祖父母が暮らしていた築100年以上の古民家。
しばらく空き家だったこの家に、別々に暮らしていたご両親と若夫婦が集まり、
二世帯で暮らすためのリノベーションがはじまりました。
昔ながらの梁や柱など趣ある意匠は活かしつつ、
断熱性や水まわり設備を見直し、暮らしやすさを整えた住まいに再生。
既存窓はカバー工法で新しい窓に交換し、内窓も設置することで、
古民家ならではの寒さや暑さを軽減し快適性を高めました。
ご両親世帯と若夫婦世帯が気兼ねなく過ごせるよう、
プライバシーを保ちながらも程よくつながる間取りを計画。
人の気配が途絶えていた家に、再び灯りがともり、
笑い声や生活の音が響きはじめたことで、
建物だけでなく地域にもあたたかな変化をもたらしています。
長らく人のいなかった古民家が、
家族のつながりとともに新たな暮らしを紡ぎはじめる。
この家の新しい旅路は、ここからはじまります。
事例概要
所在地
熊本県山鹿市
工事費
2,200万円
種別
古民家
工期
4ヶ月
築年数
推定 築約100年以上
間取り
10SDK→6SLDK
面積
356.5
家族構成
6人




